NEET13

歯医者通い履歴

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駅前ビル 歯医者A

通った歯医者の中で最善だったのは、駅前の歯医者
私はその歯医者に子供の時から通っていた。jh

4階建てのビルがすべてその歯科になっており
歯科医の数も施設の数も最も多かった
インプラントを日本で最初にやり始めた歯科だそうで
その経歴からインプラントの名医に当たる。
根拠はないが、抱える歯科医の数と治療の質は比例するような気がする

保険治療だったし、いまでも通い続けたかったが、
遠いので電車賃がかさみ、予約もなかなか取れない
通院が億劫になり、別の歯医者に行った
歯科はしょっちゅういくので、通いやすいことは重要だった

もう20年以上前なので、歯科治療の痛さと苦しさ今とは比べ物にならない
麻酔注射の痛さと口を開かせるゴムマスクの苦しさ、そして麻酔が切れたときの痛みの3重苦で
子供が泣き出すのは仕方ないと思った。

小さな歯医者B

二件目が10年ほど前に通っていた歯医者B
この歯医者はおそらく酷い歯医者に分類される
住宅地にある小さな歯医者で、歯科医は院長一人と、助手は受付も兼任している一人だけ

ここの先生は治療についてまったく説明してくれない
あれこれ世間話をしたいわけではなく、歯や虫歯のケア最低限聞いておきたい
それで恐る恐る質問すると、露骨に機嫌を悪くして、とげのある返答が返ってくる
明らかに心が狭いタイプで、この歯科医に会うのが嫌で仕方なかった。

人の性格を非難できる立場ではないが、日本人の一割は、
対面の相手の揚げ足を取ったり、萎縮したりさせるような態度を好んでとる人間がいる

また虫歯だろうが、レントゲンを一切とってくれない
心配になったのでそのことをたずねると、必要ないからと一言
治療室の隅に埃を被ったパノラマレントゲンが一台あるだけだった

今思えばすぐに転医すべきだったが、そのときはまだ歯科医の腕の差を意識したことがなかった
またそのとき私はまだうぶなヒッキーで、別の歯医者に行く勇気がなく、結局5年くらい通院した
引きこもりは歯医者と散髪を酷く恐れるものなのだ

転医のきっかけになったのは、根の治療に失敗したとき
奥歯の銀歯が、2次カリエス虫歯になっており、根が膿んでしまう
さらに隣の歯も虫歯にかかり、二本も神経を除去しなければならない
いわゆる根幹治療で、歯の根に膿がたまって、毎晩地獄のような苦しみを味わった

歯医者Bの診断を受けると、根に膿がたまっており、根幹治療をするといった
銀歯を取り外して、神経に薬をつめるという治療をしばらく行った
治療が終わっても2、3日で猛烈に痛み始めるので、とてもつらい期間だった

この歯科医の診断と治療は適切だが、デンタルレントゲンを採ってくれなかった
普通虫歯、重症な根の炎症の場合、被写体の歯にデンタルレントゲン(口腔内撮影)を撮影する
歯科用のフィルムを口の中にいれ、顔の外からエックス線装置を密着して写真をとる
とはいえレントゲンで細部がわからない、直接歯の内部を覗いたほうが細部までわかる場合もある
しかしその歯医者Bは肉眼でみただけで、神経の状態はよくわかってなかった

神経を殺し、薬をつめる作業が終了し、銀歯をかぶせた。
念のためなのかそのとき始めてパノラマデントゲンを一枚とられた
全体の歯形を撮影するものなので、何の役に立っているのかはわからない

一応根幹治療は終了したのだが、噛むと酷く痛むという深刻な症状が残ったままだった。
歯医者Bに尋ねたが、治療は成功したとしか言ってもらえず不信感が増大する。
そこで初めて歯の治療についてネットで積極的に調べ始めるようになった
根幹治療は難しいもので、保険治療では治療内容に限界があり、失敗するリスクはやむなし
もっと失敗が少ない治療を望むなら、自由診療でマイクロスコープ、
ラバーダムを使う歯科を選ぶようにとかかれていた

治療費のことで恐ろしく悩んだが、半端な治療で再度詰め物に失敗すると、歯を失う恐れがあるので
駅前にある自由診療の歯医者Cにかよう。
この歯医者Bの印象は最悪なのだが、総じて見ればヤブや破壊者歯医者と呼ぶほど酷くはない
ちょっと信用できない、やや不満が残る程度のものである
しかし人間の歯は再生できないため、その治療内容にはどうしても神経質になってしまう
虫歯になれば猛烈に痛む挙句、削っただけでも二度と元に戻らず、歯の寿命は確実に縮むのだ

自由診療の歯医者C

根幹治療の失敗の恐ろしいところは、根の治療が不十分の場合、銀歯を取り外して再度治療のやり直しになるところだ
そして再度歯を少しづつ削り、歯が脆くなってしまう
もう一度保険治療で失敗すると取り返しがつかなくなると重い、自由診療のC歯科に通う
治療費はざっと5倍以上かかるから、まあ治してくれるだろうと、なけなしの銭を払う

見つけたのは駅前の歯医者C立派な、ウェブサイト上で根幹治療の専門家をうたっていたので、ここなら何とかしてくれるだろうと通院を決意する
電話で予約するとその歯医者は、くれぐれも診察の予約は厳守してくださいと念をおされた
来院してロビー受付で待っていると、患者一人ひとりにお茶を出された
診察待ちしていて、お茶が出てくるなんて、歯医者どころか病院で始めてである。

説明も丁寧で、治療計画書と呼ばれる自分の歯の鮮明な写真資料を受け渡された
しかしこの初診料に3万もかかるのは、さすがに厳しすぎる。
貧乏人の僕は資料はいらんから診察費を負けてくれといいたくなる

その歯科医Cの診断によると
「あなたの歯の神経は曲がりくねって複数伸びている。根の先まで薬が充填されていない。
それらすべてにしっかり薬を詰め込まれておらず、炎症を起こしている」
歯の神経は普通シンプルに一本伸びている構造だが、たまに僕みたいな厄介なタイプもいるそうだ

しかし自由診療の割りに、検査は普通のパノラマデントゲンとデンタルレントゲン
歯科用CTが出てくると思って期待していたので、がっかりする
また根幹治療はラバーダムもマイクロスコープもなかった
歯科医が言うには、それらがなくても、慣れている方法でやったほうが成功しやすいとのことだった
これなら保険治療でも変わらないんじゃないかと不信感が増大する

結局費用がネックになり神経に再度薬をつめたところで、別の歯科医にかかることにする
そこまでの治療でしめて10万円程度でかかり、保険治療のざっと10倍以上かかっている
ゴールドのクラウンをかぶせせて治療を完治すれば、20万程度かかる
治療にはまずまず不満はないわけだし、普通なら最後まで治療してもらうべきだが
治療費がきつすぎるので、保険治療に切り替えることにする

ここで10年ほど前に通っていた駅前の歯医者Aに戻る
通うにはバスと電車で一時間ほどかかるが、下手な治療で今までの苦労を水の泡にしたくない
デンタルレントゲンで見てもらった結果、神経の隅々まで薬が詰まっていて、処置は完璧にできているといわれた
そのまま2本の歯にシルバーのクラウンをかぶせてもらって、保険治療は終了
費用は10000円程度だった。
結論から言えば、私の場合自由診療限定の治療を受けることができず、最初から保険診療の歯科を探せばよかった

さて神経を抜いて、銀歯になった奥歯だが、5年以上たっても、時々痛みがでる
体が弱ったり疲れると、免疫反応が低下。
根の炎症が再発して、また根に薬をつめなおさなければならない
そうなるとまた銀歯を取り外して、再度つけかえることになる。
その治療中に歯を削るので、いずれクラウンをかぶせることもできなくなり、抜歯となる。

レントゲンは今のところ異常は見られないようだが、また神経の炎症が起こって、治療が水泡に帰す可能性がある
そう思うと毎日気が重い。

歯医者D

徒歩で10分程度でつく歯科
大きさはやはり医者一人、助手が数人と小さめ。
定期健診と歯石とりで通い、治療内容には特に不満がない
小さくて汚い歯医者Bに通うぐらいなら、最初からここに通っていればよかった

半年に一度通い、気になるところはチェックしてもらっていたのだが
突然虫歯の痛みが出てきた
その日は木曜日で歯医者Dの定休日
ほかの歯医者はないかと探し、たまたまやっていた歯医者Eに通い始める
歯医者Eで次々と虫歯が見つかり、またまた歯医者Dに不信感がめばえはじめる

人気の町医者 歯医者E

治療と説明が丁寧で、なぜか治療費まで安い歯医者E
ここは常連のお年寄りが多くて、予約がぜんぜん取れない上、
予約して訪れても一時間は待つことになる
大体いつも二人の医者に対して4人の患者がいるので
あちこち動きながら歯の治療と診察をしている

診察の結果は大きな虫歯が二つあり、また歯周病が進行していると診断を受ける
フロスや歯間ブラシを通すと痛いところがあり、そこが虫歯になっていたらしい
これでもデンタルケアには気を使っており、毎日歯ブラシとフロス、歯間ブラシ2種類を使い、
前々から痛みが出たらすぐ歯医者Dに通っていた
また歯が削られ、もろくなってしまった。いったい今までの苦労は何段だろう。

また歯ブラシを歯茎にしっかり当てて磨いているのに、歯周病が進んでいることに衝撃を受ける
どうすればいいのかと相談すると、やわらかい歯磨きで時間をかけて磨いてくださいといわれる
家に帰ってネットで調べたところ、どうもタフトブラシなるものを使ったほうがいいと見つける
また自分のかみ合わせのおかしさにもネットで気づく

かみ合わせのおかしさは深刻な上に、歯科医は誰も指摘してくれなかった。
どうも歯医者はとても大事なことを教えてくれないような気がしてきた
これを気にタフトブラシの使用と、かみ合わせの自力矯正を開始する

さて歯医者Eの印象だが、保険治療の上、治療も丁寧なので近所の人が大勢訪れている
そのせいで予約が取れない上に、治療は大忙しである
別に治療費を余分に請求する意図はないと思うのだが
私の歯の治療は3本あり、虫歯をけずってインレーをはめるというものだが
3ヶ月たってもいまだに一本も終わらない
あまりにも時間がかかりすぎて、治療中の歯のセメントが取れてしまい
何度も通院しなければいけない事態になっている
自業自得とはいえ、本当に歯の治療にはうんざりさせられる。

歯医者Eは本当に大忙しで、最善を尽くしているから、私なんかが文句をいうのもおこがましいのだろうが・・・