第二種電気工事士筆記試験 漏電遮断器の省略条件

使用電圧が60Vを超える金属製の外箱を有する低圧電気機具には、漏電遮断器を施設する必要がある
以下の条件で、漏電遮断器を省略できる

乾燥した場所。
@機械器具に簡易接触保護装置を施す。
A機械器具の対地電圧が150V以下で水気のある場所以外の場所に施設
B機械器具が電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造
C機械器具に施設されたC種接地工事、D種接地工事の接地抵抗値が3Ω以下の場合

2-9低圧の機械器具に簡易接触防護措置を施していない(人が容易に触れるおそれがある)場合、それに電気を供給する電路に漏電遮断器の取り付けが省略できるものは。
イ 100[V]ルームエアコンの屋外機を水気のある場所に施設し、その金属製外箱の接地抵抗値が100[Ω]であった。
ロ 100[V]の電気洗濯機を水気のある場所に設置し、その金属製外箱の接地抵抗値が80[Ω]であった。
ハ 電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の機械器具を屋外に施設した。
ニ 工場で200[V]の三相誘導電動機を湿気のある場所に施設し、その鉄台の接地抵抗値が10[Ω]であった。

イロニ漏電遮断器は、水気のある場所では省略できない
ハ 接地工事の省略条件を満たす
また、イ、ロ、ニはD種接地工事されている必要がありますが、接地抵抗値がいずれも3Ωを超えている
接地抵抗値の条件でも、漏電遮断器の施工を省略することはできない

1-11単相3線式100/200Vの屋内配線工事で漏電遮断器を省略できないものは。
イ 簡易接触防護措置を施していない(人が容易に触れるおそれがある)場所に施設するライティングダクトの電路
ロ 小勢力回路の電路
ハ 乾燥した場所の天井に取り付ける照明器具に電気を供給する電路
ニ 乾燥した場所に施設した、金属製外箱を有する使用電圧200[V]の電動機に電気を供給する電路

@ライティングダクトに簡易接触防護措置を施していない場合には漏電遮断器の設置を省略することはできない
漏電遮断器は金属外箱を有する使用電圧が60Vを超える金属器具に接続する電路に施設します。
A小勢力回路は使用電圧が60V以下であるため、施設する必要がありません。
BC乾燥した場所で使用、もしくは対地電圧150V以下の電路で漏電遮断器の施設を省略できる

B−3低圧の機器を人が容易に触れるおそれのある場所に施設する場合、それに電気を供給する電路に漏電遮断器の取り付けが省略できるものは。

イ 電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の庭園灯を設置した。
ロ 工場で200[V]の三相かご形誘導電動機を湿気のある場所に設置し、その鉄台の接地抵抗値が80[Ω]であった。
ハ 100[V]ルームエアコンの屋外機を水気のある場所に施設し、その金属製外箱の接地抵抗値が80[Ω]であった。
ニ 100[V]の電気食器洗機を水気のある場所に施設し、その金属製外箱の接地抵抗値が100[Ω]であった。

電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の電気機器を施工する場合、漏電遮断器の取り付けを省略できます。
[ロ]は対地電圧が200V。条件にあてはまらないため×。
[ハ]、[ニ]は水気のある場所で条件にあてはまらないため×

単相3線式100 / 200Vの屋内配線工事で漏電遮断器を省略できないものは。

イ 人が容易に触れるおそれのある場所に施設するライティングダクト工事
ロ 小勢力回路の配線の工事
ハ 乾燥した場所の天井に取り付ける照明器具に電気を供給する工事
ニ 乾燥した場所に施設した、金属製外箱を有する使用電圧200[V]の電動機に電気を供給する工事

ライティングダクトに簡易接触防護措置を施していない場合には、漏電遮断器の施設を省略することはできません。
小勢力回路において、漏電遮断器は省略できます。
単相3線式では対地電圧が150V以下になるのでハやニのような乾燥した場所に照明器具や機械器具を施設する際には漏電遮断器を省略できます。
漏電遮断器に内蔵されている零相変流器の役割は。

イ 地絡電流の検出
ロ 短絡電流の検出
ハ 過電圧の検出
ニ 不足電圧の検出

零相変流器は地絡電流(漏電)の検出用に漏電遮断器に組み込まれています。