NEETLIFE 複線図の描き方

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複線図の練習

公式で配布されている、もしくはホーザンのサイトで公開されている単線図から、複線図をかく。
問題があって、年数によって施工条件が異なり、ケーブルの長さなどが違う
しかし本番も微妙に施工条件が異なるため、対応できるようにする

複線図の基本はhozanのサイトから学べる

最初はシャーペンと消しゴムを使って、修正を繰り返し時間をかけて複線図を完成させる
本番も試験表の記述でシャーペンが必要なので、本番もシャーペンと消しゴムで描く
また複線図を描く時間も十分にあるのも本番同様

@複線図はシャーペンで機具、ケーブルを描く。

白黒なので、ケーブル白にはW、黒にはB、赤にはRと書いておいてもよい。

A施工条件を読んで、圧着端子とコネクタを書き込む

圧着端子は○、小、中。
コネクタは2、3、4で書き込む
ここまでは通常の複線図である

Bケーブルの長さを複線図に描く

たとえば単線図にVVF2.0は15cmの長さとに書き込まれていれば、結線するために25(cm)と描く。vvf1.6も同様に、15cmの長さであれば、ランプレセクタプルや引っ掛けシーリングにつなげるのであれば30、両側を結線するのであれば35cmの長さと書き込む。

C複線図に三色ボールペンでケーブルの色を書き込む。

結線の色間違いをなくすため、三色ボールペンでケーブルを色分けする。
VVF1.6-2c以外のケーブルは、使うケーブルを間違えないように種類を赤色で書いておく
三色ボールペンで色付けするのはこのケーブルだけで十分。
他の部分をわざわざペンで書き込むと、手間がかかったり本番でペンのインクがなくなったりする。

ケーブルの切り分け個数と長さを書く

次に施工条件から支給される電線の長さを書き込む
この例ではVVF2.0が350mm,VVF2.0-3cが350mm、VVF16-2cが150mm
この場合以下のように記述する

  1. 35
  2. 35
  3. 150

右側に作業で必要になるケーブルの長さと個数を短い順に書く。

  1. 35=35
  2. 35=35
  3. 150=10+10+25+35+35+35

この時点でわたり線を出せる余裕があるのは、vvf1.6-2cだということがわかる。

作例5ではVVF2.0-3cがあるのでケーブルの種類は特殊である。
普通はvvf2.0とvvf1.6の2cと3cの三本のみを使用するため、以下の順番で記述する

  1. VVF2.0-2c 35
  2. VVF1.6-2c 150
  3. VVF1.6-3c 35

施工条件の材料リストにも上記の順番で記述されているので、この順番は厳守する
2.0→1.6→2c→3cの順番である

この作業は非常に重要で、ケーブルが何cmの何本必要かわかるうえ、渡線をどこから捻出するか特定できる
この場合1.6 3cのケーブルが10cm余っていることがわかり、このケーブルから10cmの渡線を出せばよいことがわかる。
またこの表はケーブルの切り分けが格段に向上する
たとえばVVF2.0は25cmの長さがあり、VVF1.6を25cm切り分ける場合、これと同じ長さにそろえてきれば、メジャーで長さを図る必要はない。次にVVF1.6を30cm長さを図って、切り分ける。
最後にVVF1.6は70cmの長さが残るので、これを半分に切り分ければ必要な35cmのケーブル二本が作れる
文章にすると長い上、書き込むのは面倒だろう。しかし事前にケーブルの長さ表を作ると、間違いがなくなるうえ、後々の作業は非常に早くなる。

ここでの焦点はやはりVVF1.6 2cを切り取る長さと本数を正確に把握するためである。
ここで必用なケーブル長さと支給されるケーブルがわずかに短い場合を想定する

85=25+30+35
この場合、三本のケーブル長さは90cm
支給されるケーブル85cmに対して、必用とするケーブル長さが5cm足りないことになる。この場合
85=25+30+30
と5cmケーブルを短く酢する。これであれば、30cmが二本であり、切り分けるのが簡単となる。
逆に少し支給されるケーブルが5cm長い場合
85=30+30+35
一番短い25cmを30cmの長さにする。
これであれば、一本30cmを切れば、それと同じ長さにもう一本30cmを切る。
すると残りのケーブル長さは35cmとなり、35cmのケーブルを計らずに作成できたことになる。

これで複線図は完成である。消しゴムを使って何度も修正した場合、7分程度かかる
しかし複線図に10分程度かけても十分時間はあまる。
巷では3分で書き上げろと書いてあるが、もっと時間をかけてもよい
私は複線図にちんたら7分くらい時間をかけるが、すべての作例は25分前後で完成する

コンセントは左に接地極を配置する

私が書いた複線図は左側の差込口は縦に長く、右側の差込口が短い
これは実際のコンセント同様で、左側の後ろに接地極(白)、右側に非接地極(黒)を差し込む
コンセントは正面に配置したとき、左側に接地極が来る
そのため複線図でも、左側に接地極を配置する
複線図でコレを誤ると、実際の器具の結線で小さな混乱が発生するため、厳守したほうがよい

器具のセットアップ

配線図の次は、各機具のセットアップを行う。
連用枠にコンセントを取り付けたり、アウトレットボックスに金属管や絶縁ブッシングを取り付ける作業である
これは簡単な上に重要なので、ウォーミングアップを兼ねて複線図の次に最初に行う
アウトレットボックスを使う場合、最初に絶縁ブッシングの穴あけと金属管のねじ締めを行うと、電光ナイフとウォーターポンプフライヤーは不要となり、邪魔にならないように早々にしまうことができる。
特にアウトレットボックスに金属管や絶縁ブッシングを取り付け忘れてしまうと、挽回不可能なロスになるので、最初に行うこと

ケーブルの切り分け

複線図を見ながらケーブルを切り分ける。ケーブルきりの焦点は1mを超える長さで支給されるvvf1.6 2cケーブルである。長くて邪魔になるうえに、必用な本数分切るのが把握しづらい。

そこでまず作例に必用とされる短いケーブル順に切っていく。10cm、25cm、30cmのように短いケーブルから切り取っていく。この方法で、長さを計るのが難しい40cmが最後に二本残ったとする。このときvvf1.6 2cケーブル長さは80cmなので、半分に切るだけで40cmが二本作れることになる。

また前述のように切ったケーブルと同じ長さにできるケーブルをあらかじめ把握しておく。たとえばvvf1.6が35cm長さのものが三本必用な場合、一本35cmを切ったら、残りはそれと同じ長さに切りそろえれば時間を短縮できる

これらの方法は工作の最初の複線図の段階で、支給されるケーブルの長さと必要とされるケーブルの長さを計算しておいて初めて可能となるケーブル切り分けである。

ケーブルに機具を取り付け

複線図をみてケーブルの種類と長さを確認して、取り付けるべき器具をつけていく
連用枠やランプレセプタクル、ブレーカーや端子台などである。
ケーブルをすべて切り分ける前に機具につないでしまうと、ケーブルの長さを図るのが難しくなるので、ケーブルをすべてきり終わってから行う。
また機具を取り付けると、シースと絶縁被覆がむきづらくなるので、ケーブルの両端を剥き終わってから機具につなぐ。
ここで機具をケーブルとつなげば、どこで使うケーブルなのか一目瞭然になる

差し込みコネクタで結線を行う

ここからは作業場もっとも重要な結線作業となる。結線作業を最後に行うのは、結線を行うと、作成物が大きくなり机のスペースを占有されてしまうためである。その前にこまごまとした作業をすべて終わらせてしまう
二つ目の理由に、他の器具をセットアップにしてからの方が結線ミスが起こりづらい
三つ目の理由に、アウトレットボックスの挿入忘れを防ぐためである。結線を行うとアウトレットボックスに入れられなくなってしまうので、最後にもう一度アウトレットボックスを確認する

差し込みコネクタの使用は、簡単でミスが起こりづらい2、3、4の順番に行う
うりkリングスリーブの結線の前に差し込みコネクタ結線を行うのは、接続が簡単なうえやり直しが可能であるから

リングスリーブによる結線

差し込みコネクタの結線が終わったら、さらに難易度が高いリングスリーブによる結線を行う
リングスリーブの圧着は難易度が高い上、失敗のやり直しが困難である
そのため最後の最後で、接続ミスが起こらない最後に行う
圧着の順番も難易度の低い〇、小、中の順番に行う
中リングスリーブの圧着はもっとも難易度が高いので、絶対に最後に行う
リングスリーブは○→小と間違えた場合、上から○で圧着すれば問題なしとなる
しかし○→小の圧着は施工ミスとなるので不可である。

!最後の確認、リングスリーブの電線切り落とし、端子大ランプレセクタプルのねじ回しなど
ここまでで私の場合30分以内に終わる。残り10分はあまりやることはなく、作例を整えたり、しっかりねじ回ししたり、コネクタの電線をきっちり差し込んだりなどを行う。

勉強で重要なのは、VVFストリッパの使い方 VVRストリッパでケーブルの長さを図って、切断する基本的な手順は必ず作例を始める前に覚える
次にVVFストリッパのみでランプレセクタプルのわっかづくりができるようにする。
これもhozanのサイトで動画で公開されているので、絶対に作例前にできるようにする
VVFストリッパのみで和づくりができるようになると、時間が短縮できるうえ、ペンチが不要になる

技能試験で重要なのは

技能試験は巷では時間がないといわれている。
しかし実際のところVVRストリッパーの使い方を覚えれば25分以内に終わる
急いで30分以内に終わらせて最後の確認しろというが、急がなくても十分30分以内に終わるし、10分も残してもやることはない。しかも最後の時点で欠陥が見つかった場合、取り返しがつかない場合が多々ある。

そこで重要なのは作業は丁寧に行うことと、ミスを起こさないことである
まずランプレセクタプルや最後の結線作業は、事前にケーブルを整えたりしておけば、簡単に結線でき、時間を短縮できる。そのために時間をかけて長さをそろえたり、ケーブルを一つに束ねたりすることが重要となる
これを怠るとランプレセクタプルにうまくケーブルがかからなくて余計な時間や労力がかかったり、最後のリングスリーブによる圧着が著しく困難になったりする。

次に重要なのはミスを起こさないことである。結線を行ってから配線ミスなどが起こると、非常に大きな時間のロスになる。試験の時間は十分にあるので、事前に複線図を丁寧に書いておいて、そういったミスを起こさないようにすることが、技能試験合格に近道である

実際の試験で緊張と周りの人間の作業風景でどうしても急かされるが、それよりも落ち着いてゆっくり作業して、ミスを起こさないほうが成功につながる
そのためには毎回練習を行う時はストップウォッチを作動して、いつも通りやれば30分以内に終わることを体感しておく。